山 行 報 告
2014/7/31〜8/1 谷川岳・一ノ倉沢南稜〜谷川岳頂上         メンバ:大高ぁ、山本  記録:大高ぁ 




【コースタイム】

(7月31日) 
二俣川13:00=圏央道=関越道=17:00道の駅みなかみ(仮眠)

(8月1日)
道の駅みなかみ=ロープウエイ駅駐車…一ノ倉沢出合7:00…テールリッジー7:50南稜テラス8:00…11:30南稜終了点11:40…13:30国境稜線14:45…14:30谷川岳頂上小屋14:45…西黒尾根…16:45ロープウエイ駅=あしま園=ユテルメ谷川=国道17号=国道17号バイパス=圏央道=

(8月2日)
10:45SA(仮眠)5:00=自宅



【記 録】

(7月31日)
いつもの鵜野森もスタンドで給油(153円/1L)愛川ICから圏央道・関越道を行く(4,900円高い!)。渋滞でICにのるまでに1時間以上かかってしまった。

 高速に入ってからは渋滞もなく快適。道の駅水上の隣のスーパーで買い出しをして、足湯につかりながらほろ酔いタイム。ちょっと飲み過ぎました。平日は車少なく仮眠したのは3台くらい。蚊もいない。

(8月1日) 
次の日は二日酔いを我慢しつつ遅れて出発。指導センターに計画書を提出。携帯からも計画書の提出が可能になったとのこと。

 一の倉の駐車場にはテントが一張り。11人載りの電気バスが走っているため、一般自動車は入れず静か。

 雪渓はまだつながっておりテールリッジ基部まで雪渓通しに行けた。まだ1週間以上大丈夫ではないだろうか。南稜の基部に到着すると先行2人パーティーが出発の準備。熊本からわざわざ来たとのこと。

 この後後続に3人パーティーが来たが、凹状に取り付いていた。思ったほど暑くはないが、すでに水1Lは空になった。久々の南稜。ピンが少なくなったと思ったのは気のせいか?つるべで剱の練習。

 5ピッチ目の馬の背リッジで先行が登り始めてすぐハーケンが折れて5・6メートル滑落。目の前で目撃してびっくり。ハーケンは岩との接合部が錆びて腐食しており、加重を掛けたため折れた。

 リードは指を擦りむいた程度で済んだが、止めたビレイヤーが岩と確保器の間に小指を挟み骨折したらしく、二人とも懸垂で下降していった。

 この辺りから岩が熱を持ち始め、照り返しが暑い。終了点から五ルンゼの頭、さらに笹の藪漕ぎで一の倉の頂上までは、軽い熱中症になる。頂上に着く頃から雷鳴。避難小屋の横で遠ざかるのを待つ。

 避難小屋は板敷きで暑さを除けば快適に泊まれる。幸いすぐに雷鳴は遠ざかり、頂上小屋へ。本峰にはウサギが。小屋には5人程度が宿泊。

 後はあしま園と温泉を目指し西黒尾根を下る。どちらも休日とは違い、がらがらでほとんど貸し切り状態であった。剱に向けてよい訓練となり、また頂上を抜けた充実感も心地よかった。